2016年4月2日、第28回秋山木工修了式が執り行われました。

秋山木工の修了式とは、5年間の厳しい研修期間をやり遂げて、職人となる者を祝福する式です。

4名の職人が誕生した、第28回秋山木工修了式の様子をご覧下さい。

1.今回の修了生4人の紹介

まずは、今回職人となった4人の修了生を紹介します。

清水歓太さん

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平成4年9月9日生まれ 千葉県出身。

秋山木工独自の丁稚制度で自分を高めるために、高校卒業後、秋山木工に入社しました。

清水さんは何でも器用にこなすことができ、努力を怠らず、物事を深く追求していく人です。

昨年の技能五輪では、後輩の指導をしながらも、秋山木工で3人目となる金メダルを獲得しました。1年目から4回出場し、銀メダルも2つ獲得しています。

阪本薫子さん

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昭和57年7月26日生まれ 兵庫県出身。

家具職人になりたいという夢を叶えるために、勤めていた会社を辞め、秋山木工に入社しました。

ものづくりや人への愛情を常に持ち続け、時には厳しく、そして優しく、いつも本気で物事に向き合っています。

毎年行われている木工展では、妥協を許さずに、こだわり抜いた作品でお客様を喜ばせています。

古賀裕子さん

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昭和63年10月7日生まれ 神奈川県出身。

自分自身でものがつくれるようになりたくて、東京理科大学を3年で中退し、秋山木工に入社しました。

とても責任感が強く、研修会や工場会議などを自ら率先して企画し、丁稚全体を引っ張ってくれる存在でした。

また、日常生活や仕事でも周りに気を使え、後輩の指導にも熱心に取り組んでいます。

山口友義さん

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平成5年2月6日生まれ 鹿児島県出身。

父親の木工会社を継ぐための技術と人間性を学ぶため、高校卒業後、秋山木工に入社しました。

場を盛り上げるのが上手く、持ち前の明るい性格で周りの人をいつも笑顔にしています。

最後まで諦めない心を持っていて、後輩からもとても慕われています。

2.修了式当日の様子

それでは、4人の職人が誕生した「第28回秋山木工修了式」の様子をご覧下さい。

①秋山社長あいさつ

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はじめに、秋山社長から挨拶があります。

まずは、今回職人になった4人へのねぎらいの言葉で始まりました。5年間毎日、口では言えないくらいの辛いことや大変なことがあった丁稚生活を経て、最後までやり切った4人を誇らしく紹介していました。

その後、4人が職人になるためには欠かせなかった、ご家族や先生などのご協力に対する感謝の気持ちを述べさせていただきました。秋山木工で1人前の職人を育てることができるのは、ご家族や周囲の方のご協力のおかげです。

最後には、「日本を良くできるような職人に育ってほしい!」と、秋山社長らしい激励の言葉をかけていました。

②修了証書授与

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修了生には、秋山社長から修了証書が渡されます。

修了証書の額の材料は毎回違うものが使われています。今回はローズウッドという唐木三大銘木の1つとされ、現在は絶滅危惧種に指定されている大変貴重で高価なものを使用しました。

額の面は、ローズウッドそのものの重厚感を引き立てるため、シンプルで直線的な意匠としています。

③法被贈呈

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修了証書授与の後は、法被(はっぴ)の贈呈が行われます。

秋山木工では、職人として認められた者だけに名前入りの法被が渡され、この法被に袖を通した瞬間から、一人前の職人として認められるのです。

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4人の新しい職人のお披露目です。

これからは、秋山社長から「お願いします」と仕事を頼まれ、任されるようになります。

④来賓祝辞

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ご来賓の方からご祝辞を頂戴します。

清水さん・山口さんの高校時代の恩師の方や、秋山木工が普段からお世話になっている方から、激励の言葉をいただきました。

⑤先輩・後輩からメッセージ

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秋山木工の先輩から熱い激励の言葉をかけられたり、今丁稚として研修に励んでいる後輩から祝福のメッセージが送られます。

秋山木工の研修では、兄弟弟子と集団生活をするので、本当の兄弟のような存在になります。苦楽を共にした仲間からの言葉は本当に心に響くものです。

⑥ご両親からの言葉

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式の最後には、研修期間を乗り越えた4人全員の親御さんから言葉をいただきます。

どなたも共通しておっしゃっていたのは、支え合い、切磋琢磨してきた同期の方への感謝の言葉でした。

また、親として心配や不安があった5年間を振り返りながら、丁稚生活をやり抜いた息子・娘を見てホッとした気持ちをお話ししてくださいました。

ただ、「職人としてはまだスタートラインに立ったに過ぎない」ということをお話しながら、これからの更なる活躍を願っておられました。

3.修了生から

お越し頂きました方々、式を支えて下さった方々ありがとうございました。

それぞれの家族に、想像をはるかに超えて、そして心から“感動・安堵”してもらえたことが何よりも嬉しかったです。

秋山社長の「とにかく家族のことだけを考えろ」という言葉、綿密に準備してくださった事務所・職人・丁稚の方々、関わる全ての方のおかげで、自分たち4人もこの日を本気で迎えることが出来ました。

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これからがスタート。

“できた職人”となれるよう、そして恩返しをしていけるよう、今の自分を101%で演じ切っていきます。

本当にありがとうございました。

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